きょうだいらのふどうそん
経平の不動尊
国内
物品・機械
- どんな話か
- 山津波に埋もれた堂の跡が夜ごと光り、掘ると不動尊の木像が出てきたと伝わる。
- 細部
- 経平と呼ばれる場所にはかつて小さな堂が建っていたが、山が崩れて土砂に飲まれ、堂ごと地中に消えてしまった。それから幾年も過ぎたころ、その地面が夜ごとに光を放つようになった。不審に思った近隣の人々が天和元年の三月に土を掘り返したところ、木彫りの不動尊が現れたという。像は改めて別の場所に移されて祀られ、今に伝わる。土地の異変を仏の知らせと受け取り、掘り出して祀り直すという流れが、堂の由来として語られている。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の口頭伝承の章、不動の伝説として記録されている。
- 地域
- 長野県中川村
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ