まんじゅうづかのえのき
饅頭塚の榎
国内
物品・機械
- どんな話か
- 死を悟った老尼が自ら穴に入り読経しながら息絶えた饅頭塚に生えた榎は、傷つけると血を流すという。
- 細部
- 津市榊原町の饅頭塚には、死期を悟った老尼が自ら掘らせた穴へ入り、鉦鼓を叩きながら読経を続け、そのまま息絶えたという由来がある。尼が亡くなった場所は饅頭塚と呼ばれ、そこに生えた榎は、切ったり傷つけたりすると血を流すとされる。塚の木が尼の存在を引き継いでいるかのように扱われる点に、この伝承の特徴がある。倉田正邦「伊勢・榊原の昔話」(『民話』、1960年)に記録されている。
- 広まり方
- 榊原町の伝承として『伊勢・榊原の昔話』(倉田正邦、1960年『民話』収録)に記されている。
- 地域
- 三重県津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ