くらもちのえのき
蔵持の榎
国内
物品・機械
- どんな話か
- 美しい少女の歌声に通ってきた若者が姿を消し、村人が伐った大榎は血を流しつつ少女の歌で自ら動き出したという。
- 細部
- 美しい少女の歌声に引き寄せられて、毎夜男が通ってくるという話があった。あるとき村人がこの地の大榎を伐ろうとしたところ、切り口から血が流れ出したという。木は倒れても運ぼうとすると微動だにしなかったが、少女が歌うと不思議にも自ら動き出し、目的地まで着いたと伝えられる。そしてこの日を境に、通っていた若者の姿は二度と見られなくなったという。
- 広まり方
- 1936年刊『旅と伝説』所収、山口彌一郎・岩崎敏夫による蛇祭と樹木伝説の記録に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ