えんめいしゅ
莚命酒
国内
物品・機械
- どんな話か
- 大仏殿再建を祈った僧が霊験で一字を授かり、成就ののち神酒の名としたと伝わる。
- 細部
- 後鳥羽帝の御代、大和の東大寺で大仏殿を建て直せという勅命を受けたのが、六十八歳の俊乗坊重源であった。重源は自分の寿命が落成まで保たないことを憂い、多賀の大社にこもって願をかけたという。すると思いがけない霊験に恵まれ、莚という一字を授かった。それから十四年の歳月を経て再建は成し遂げられ、成就を記念して莚命酒と名づけた酒が神酒に用いられ、後の世へ語り継ぐよすがとされたのだと伝えられている。
- 広まり方
- 2001年の『民俗文化』に載る村上武三「莚命酒の今昔-犬上郡多賀大社-」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県多賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ