えんめいじぞう
延命地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 洪水で流された延命地蔵が夢のお告げで見つかり、掘り出して祀り直した男性はその後人の病を治すようになったという。
- 細部
- 名立区には、延命地蔵をめぐる話が伝わっている。この地蔵はもともと、狼に食われた老婆を供養するために建てられたものだったが、あるとき洪水に流されて行方が分からなくなってしまった。時は下って、当時40歳ほどだった男性が病にかかり、医者にかかっても一向に治らなかった。ところがある晩、夢の中に地蔵が現れ、川下に祀られたままでは心もとないので上のほうへ移してほしいと告げてきたという。教えのとおり川下を探すと、地蔵は川の底から掘り出され、村人総出で引き上げて祀り直された。この一件のあと、その男性は人の病を診て治すことができるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1978年、国学院大学民俗学研究会による新潟県西頸城郡名立町の調査記録にある。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ