えりすとうでのかいめいでんせつ
エリス島での改名伝説
Ellis Island Special
国外
流言・風説
- どんな話か
- 移民局の職員が、発音しにくいという理由で移民の姓を勝手に短く変えてしまったという言い伝え。
- 細部
- エリス島の入国審査官が、発音しにくい移民の姓を勝手に短縮したり英語風に変えたりしたという言い伝えは、事実とは異なる。移民の名前を船の乗客名簿に記したのは、ヨーロッパなど出発地の係員だった。ビザ制度以前のエリス島では、職員は名簿を開いて記載済みの名前を確認し、本人に質問するだけで、新たに名前を書き取ってはいなかった。審査官には複数の言語を理解する者も多かったため、名前を聞き取れず混乱したという前提も成り立たない。姓の変更は、多くの場合、移民自身がアメリカ社会への同化を望んで選んだもので、とくにユダヤ系アメリカ人の間で英語風の姓への変更が広がった。
- 広まり方
- 1974年公開の映画「ゴッドファーザー PART II」で職員が名前を変更する場面が描かれたことで広く定着し、移民家族の間で語り継がれる家族伝承になった。
- 地域
- アメリカ
- 年代
- 20世紀初頭
- 検証状況
- 事実でないと確認
裏付けがなく、事実ではないと確認・指摘されている。 - タグ