どうづかのくすのき
胴塚の樟
国内
物品・機械
- どんな話か
- 首のない戦死者の胴をまとめて葬った墓標という大樹で、売却の話が出ると若者たちが反対して止めた。
- 細部
- 西寂入道と伊予勢が戦った折、首を失った遺体の胴だけを集めて葬り、その目印として植えられたのが胴塚の樟だという。合戦は激しく、武者がいなくなった後も峠道で双方が石を投げ合ったと語られる。後年この大樹を売り払う話が持ち上がったが、村の若者たちが強く反対したため取りやめになった。木そのものが戦死者の墓標として扱われ、共同体の記憶を支えている。
- 広まり方
- 1976年の『伊予の民俗』所収、八木繁一「伊予の植物伝説」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ