どくろ
髑髏
国内
物品・機械
- どんな話か
- 後白河法皇は前世で山伏として死んだ際に髑髏を柳に貫かれ、その柳で作った三十三間堂の棟木のため頭痛に悩まされたという。
- 細部
- 後白河法皇は前世において、熊野の蓮華坊という山伏であったといい、その前世で谷へ転落して命を落としたことがあった。その後、その場所に柳が生え、朽ちた髑髏を貫くように育ったため、風が吹いて柳が揺れるたびに、生まれ変わった法皇は頭痛に悩まされるようになったという。そこで髑髏を丁重に埋め、原因となった柳の木を三十三間堂の棟木として用いることにした。このいわれから、正式には蓮華王院という名でありながら、頭痛山平癒寺とも呼ばれるようになったといい、この由来は花山院にまつわる話をもとにしたものではないかとも言われている。
- 広まり方
- 1976年刊『日本随筆大成第一期』所収、伴蒿蹊『閑田次筆』に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ