でんでんごろもほか
でんでんごろも他
国内
物品・機械
- どんな話か
- 古くなった道具に精が入って化物となり、夜な夜な本堂に集まって歌い踊るという寺の怪異譚。
- 細部
- 長い年月を経た道具の類に精気が入り、化物となって夜中に本堂へ集まっては踊り騒ぐという話が伝わっている。その場で歌われる歌は「でんでんごろも」という言葉から始まるもので、この歌の名がそのまま化物たちの呼び名にもなっているという。古い品が命を持って動き出すという発想を背景にした寺の怪異譚である。住職も気づかぬ間に堂内で繰り返されていた宴として語られ、寺という場所ならではの不気味さを伝えている。
- 広まり方
- 1999年の『伝承文学研究』所収、小林幸夫の「願人坊の話芸―〈化け物寺〉の昔話―」に記録がある。
- 地域
- 山形県真室川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ