だんじゅ
檀樹
国内
物品・機械
- どんな話か
- 瀬戸田町の光明坊にあった法然ゆかりの檀樹の老木が、日照を妨げるとして伐られかけた夜に枝の向きを変えたという話。
- 細部
- 瀬戸田町にある光明坊の境内には、寺の由来に連なる檀樹の大木が立っていた。この木が枝を大きく広げていたために日陰ができ、近くの畑の作物の育ちが悪くなると近隣の百姓たちが困っていた。とうとう枝を切り払おうと道具を持って出向いたところ、前日まで地表近くまで垂れ下がっていたはずの枝が、いつの間にかはるか高い位置を向くように変わっていた。伐採を避けるように木自身が形を改めたのだと受け止められ、不思議な話として語り継がれている。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』所収、奥田太郎「伝説スケッチ」に記録がある。
- 地域
- 広島県尾道市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ