ひらたむらのだいじゃはいあとだんぶりいし
平田村の大蛇這い跡ダンブリ石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 西山の山にはダンブリ石と呼ばれる、大蛇が這った跡のようにえぐれた形の石があるという。
- 細部
- 平田村の西山という山には、ダンブリ石と呼ばれる石がある。この石の表面は、まるで大蛇がその上を這っていったかのような形に大きくえぐれており、その跡こそが、かつてここに大蛇がいたことを今に伝える証しだとされている。実際に大蛇そのものを目撃した者の体験談として語られるのではなく、あくまで石に刻まれた痕跡から、そこにいたはずの大蛇の存在をうかがい知るという、痕跡型の伝説の一例である。姿を見せない大蛇を、地形や岩の形に読み取る民間の想像力を示している。
- 広まり方
- 1975年の『小平の民俗―福島県石川郡平田村旧小平村―』所収、東洋大学民俗研究会による口承文芸の記録に見える。
- 地域
- 福島県平田村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ