ちょうかいさんのたけのこ
鳥海山の筍
国内
物品・機械
- どんな話か
- 鳥海山の筍と月山の筍が天狗の相撲取り場で力比べをして、湯治しても治らず腰が曲がってしまったという話。
- 細部
- 西川町にある天狗の相撲取り場は、竜が岳の平らな場所にあり、砂か石かも分からないものが四つ集まって、どれほど均しても同じ形に戻るという不思議な場所だが、ここでかつて鳥海山の筍と月山の筍が力比べをしたという話が伝わっている。二つの筍は大井沢のこの相撲取り場で組み合ったものの、どちらも勝ちを譲らず、決着がつかないまま終わったという。力比べの無理がたたったのか、その後二つの筍はそろって腰を痛めてしまい、お湯に一冬つかって養生を試みたにもかかわらず、腰の痛みは治らなかった。結果として、月山の筍と鳥海山の筍はどちらも腰が曲がった姿のまま今に残っているのだと語られている。
- 広まり方
- 1990年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会「山形県西村山郡西川町大井沢」の「十、口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 山形県西川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ