ちぞめのいし
血染の石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 亀山藩主の言葉を聞き違えた臣下が敷石の上で糸繰姫を斬ってしまい、その石は3枚に割れて各地に残るという。
- 細部
- 亀山藩主の松平某は糸繰姫という側女に深く心を奪われていたが、それを見かねた臣下がいさめたところ、殿は思い直し、姫を里へ帰すようにと命じたという。ところがこの言葉を、臣下は手にかけよという意味に聞き違えてしまい、姫を敷石の上で斬り捨ててしまった。この痛ましい出来事のあった敷石は、現在では3枚に割られて、それぞれ別の場所に残されていると伝えられている。たった一つの聞き違いが取り返しのつかない結果を招いた話として語り継がれている。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』に収められた田中勝雄「山水伝説―続南桑民譚雑録二―」に記されている。
- 地域
- 京都府亀岡市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ