ちざくら
血桜
国内
物品・機械
- どんな話か
- 灌漑用水を止める大蛇を退治して埋めた池畔の桜は、切ると血のようなものが出て年に三度色違いの花を咲かせるという。
- 細部
- 平絹谷にある青滝の堤には大蛇が住みつき、灌漑用水を止めてしまっていたという。これに困ったある若者が大蛇を切り殺し、その死骸を池のほとりに埋めたところ、その場所に生えていた桜は、刃を入れるたびに血さながらの赤い液が滲み出るようになり、血桜と呼ばれるようになった。この桜は一年に三回花を咲かせるが、そのたびに花の色が異なるという不思議な特徴も伝えられている。
- 広まり方
- 1967年刊『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫による樹木に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ