びゃくごうのひかり
白毫の光
国内
物品・機械
- どんな話か
- 常に利他行と念仏に励んだ西園寺の玉誉和尚が病に伏したとき、本堂の弥陀仏の白毫から光が放たれ堂を満たしたという。
- 細部
- 洛陽の西園寺にいた玉誉という和尚は、日頃から他者のためになる行いを大切にし、念仏を怠ることなく務めていた人物であった。その玉誉が病の床に就いたある時、本堂のあたりがしきりに輝いているのに気づいた者があり、様子をうかがってみると、堂内に安置された木造の弥陀仏の眉間、白毫と呼ばれる部分から光が放たれ、堂の内も外もその光に満ち満ちていたという。この不思議な光に包まれる中で、玉誉和尚は穏やかに息を引き取っていったと伝えられている。日頃の徳が仏の奇瑞を招いたとする話である。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成』第二期に収める神谷養勇軒「新著聞集」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ