びゃくだん
白檀
国内
物品・機械
- どんな話か
- 金色の光を辿ると芳香の強い白檀の木があり、現れた老翁が和気清麻呂に精舎の建立を告げて消えると、木は帝釈天の像に変じていた。
- 細部
- 夜ごと金色に輝く光があり、その源をたどっていくと、そこには他に類のないほど強い芳香を放つ白檀の大木が立っていた。木のそばに一人の老翁が姿を現し、居合わせた和気清麻呂に向かって、この場所に精舎を建てるようにと告げたという。老翁が姿を消すと、白檀の木そのものが帝釈天の像へと姿を変えていたと伝えられている。光と香りという二つの異変が、一本の木に神仏の気配を宿していたことになる。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「仏寺に縁りある伝説と俗信―丹波国船井郡に於ける―」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ