ぼっけんらいだーす
ボッケンライダース
Bokkenrijders
国外
流言・風説
- どんな話か
- 18世紀のリンブルフ地方で暗躍したとされる盗賊団が、悪魔から借りた空飛ぶ山羊で移動すると噂され、魔女裁判さながらの手続きで多数が処刑された事件。
- 細部
- 1740年代から1790年代にかけて、現在のオランダ・ベルギー・ドイツにまたがるリンブルフ地方一帯で、窃盗団「ボッケンライダース」が悪魔と契約し、山羊の背に乗って空を飛び移動しているという噂とともに摘発された。多くの被告は拷問の末に悪魔崇拝や空飛ぶ山羊の「自白」をさせられ、記録に残るだけで400人以上が処刑されたとされる。1774年には検察官ガスパール・ド・リンペンスが「供述は矛盾だらけで、大半は無実なのに厳しすぎる罰を受けている」という趣旨の記録を残しており、当時から冤罪を疑う声があった。現代でも、実際の組織犯罪がどこまで実在し、どこまでが拷問による自白強要と集団ヒステリーだったのかが議論されている。
- 広まり方
- 地域社会の噂と司法手続きが結びつく形で18世紀後半に広まり、拷問による自白が新たな噂を生む悪循環の中で処刑者数が積み上がっていった。
- 地域
- オランダ・ベルギー・ドイツにまたがるリンブルフ地方
- 年代
- 近世
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ