びしゃもんさま
毘沙門様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 鞍馬の火事で失われた仏体が、山頂に灯をともして見つかったという由来譚。
- 細部
- 京都の鞍馬山が焼けたとき、三体あった仏像のうち一体の行方が分からなくなった。それから幾日か後、神ノ浦の山の頂で火が見えるので集落の者が確かめに登ると、焼け焦げた仏体がそこにあったという。人々はこれを毘沙門天として祀るようになった。遠い霊山の火災と土地の祠を結びつけ、仏像そのものが灯によって在り処を知らせたと語る点に特徴がある。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』所収、森正史監修「年中行事と民間信仰―民間信仰―」による。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ