ばとうかんのん
馬頭観音
国内
物品・機械
- どんな話か
- 高瀬町下麻庄田の馬頭観音はもと麓に祀られていたが、そばを通る馬が竦むほどの霊威を放つため峰の堂へ移されたと伝わる。
- 細部
- 高瀬町下麻庄田にある観音堂には馬頭観音像が安置されているが、この像はもともと山の麓に置かれていたのだという。ところがその前を通る道では、荷を引く馬たちが決まって足をすくませて動けなくなる出来事が続いた。あまりに霊威が強く馬を怯えさせるということで、村人は像を現在のように峰の高い場所へ遷し、以後は道の通行に支障が出なくなったと語り継がれている。信仰対象そのものが交通の障りになったという珍しい由来譚である。
- 広まり方
- 2002年の『香川の民俗』に藤井洋一が寄せた「時代相ということ」に記されている。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ