ばんのいし
磐の石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 上宝町の磐の石に触れると雨が降るとされ、国民学校の遠足での実例や、小便をかけて大風雹害を招いた話が伝わる。
- 細部
- 高山市上宝町に伝わる磐の石は、古くから触れると雨が降ると言われてきた石である。かつて長倉国民学校の生徒が遠足でこの地を訪れた際、興味本位で石に触れたところ、それまで晴れていた空が急に荒れ始めて風が吹き雨が降り出し、帰り道でひどく難儀したという。また蔵柱に住む者がこの石に小便をかけた時には、大風とともに雹が降り、双六渓から蔵柱の一帯にまで被害が及んだと伝わる。雹害を起こした蔵柱の者は、その後三升の酒を持って神社に参り、詫びを入れたという。
- 広まり方
- 1943年の『民族学研究』所収、林魁一「飛騨国吉城郡上宝村双六の土俗」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ