ばんのいし
盤の石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 上宝町の双六谷にある盤の石という奇岩に触れたり無礼を働くと暴風雨などの災いが起きるとされる伝承。
- 細部
- 高山市上宝町の双六谷には盤の石と呼ばれる奇岩があり、双六盤に似た形をしていることからその名がついたという。この石に触れると天候が急変し、大風が吹くなど災いが起こると恐れられてきた。大正3年には、この石に触れたり不敬な振る舞いをしたりすると災害が起こるという注意書きが立てられ、神石として扱われていたことがわかる。弘法大師がこの石で碁を打ったという言い伝えもあり、一メートル四方ほどの大きさで、かまうと暴風雨になるとされる。アマノジャクにまつわる由来を語る話も併せて伝わっている。
- 広まり方
- 1983年の『とやま民俗』所収、塩谷周三「双六谷民俗聞き書」と、1980年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会「岐阜県吉城郡上宝村」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ