ばんばあいし
バンバア石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 夢のお告げで川底から拾い上げられ、雨を降らせ、粗末に扱えば病を呼んだと伝わる老婆の形の石。
- 細部
- 信心深い者の夢に神が現れ、自分は相模川の深みにいる石で、連れ合いの石は下流の江ノ島にいる、水が浅くてそこまで下れないから八幡宮まで運んでほしいと告げた。目を覚ました人がその淵に行くと、老婆の姿をした石が沈んでいたので社の境内へ移した。後に日照りが続いたとき、再び夢に立って淵へ戻せば雨を降らせると告げ、そのとおりにすると雨が来たという。やがて放置されたこの石を川下の者が井戸端の敷石に使ったところ家族が病み、行者の勧めで八幡宮へ返された。
- 広まり方
- 1960年の『ひでばち』所収、小林梅次「久所八幡のバンバア石」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県相模原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ