ばけつばき
化椿
国内
物品・機械
- どんな話か
- 万願寺にある七本の枝に分かれた大椿は、八百比丘尼がこの地で入定した木だと伝えられている。
- 細部
- 犬山の万願寺には「化椿」と呼ばれる椿の大木があり、幹が七つの枝に分かれた特異な姿をしている。この木は、不老長寿の伝説で知られる八百比丘尼がかつてこの地に住み、最期に入定した場所に生えたものだと語り伝えられている。人並み外れて長く生きた比丘尼の存在が、寺に根づく一本の巨木の由来として結びつけられている点が興味深い。ひとつの寺に、比丘尼の伝説と老木の伝説が重ねて語られている例といえる。
- 広まり方
- 1990年刊『日本民俗学』所収、クリスティナ・カミニスカ「民俗学の立場からみる樹木-生活活動の複合的展開とその社会的意味-」に記録がある。
- 地域
- 愛知県犬山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ