よるにあるきだしたじぞう
夜に歩きだした地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 夜になると地蔵が目を光らせて歩き回るという噂が立ち、若者が刀で切りつけて以後は現れなくなった。
- 細部
- 坂東市では、夜になると地蔵が目を光らせて歩き回るという噂が立ち、その近くにはさそりも現れると語られた。若者が名主から借りた刀で地蔵を切りつけたところ、使った刀ではなく、名主が別に持っていた名刀の刃にこぼれが生じていた。これを境に地蔵の徘徊は起こらなくなった。この話は『茨城の民俗』(1969年)に、木塚治雄の記録として収められている。
- 広まり方
- 猿島町地方の地蔵菩薩を扱った1969年刊行の論考に、坂東市の事例として紹介されている。
- 地域
- 茨城県坂東市
- 年代
- 不明(1960年代に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ