せきのふれてはならぬばけいし
関の触れてはならぬ化け石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 家の辻にある真っ黒な石はよく化けるとされ、触ったり動かしたりしてはならないと戒められていた。
- 細部
- 洞戸村のある家の辻には真っ黒な石が置かれており、この石はよく化けると言い伝えられていた。どのような姿に化けるのか具体的な内容までは伝わっていないが、その石には決して触れてはならず、また動かしてもいけないと固く戒められていたという。日常の生活動線の中に潜む不気味な物体として、家の周りの何気ない石にも由来のわからない禁忌が付されていた例であり、外見の異様さよりも語り継がれてきた戒めそのものが石の力を保証していたと考えられる。
- 広まり方
- 1987年の『常民』所収「岐阜県武儀市洞戸村 調査報告書」(中央大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 岐阜県関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ