ばか
バカ
Baka (Haitian Vodou spirit)
国外
呪物・呪い
- どんな話か
- 呪術師が対価と引き換えに使役するハイチ・ヴードゥーの悪霊。動物の姿で現れ、いずれ召喚者自身に牙を剥くとされる。
- 細部
- ハイチのヴードゥー信仰における非常に邪悪な自由霊とされ、正規のロア(神霊)のパンテオンには属さない存在とされる。ウンガンやマンボと呼ばれる強力な呪術師(ボコル)だけが個別に契約を結んで使役できるとされ、依頼者は富や復讐、隠された財宝のありかなどを求める代わりに、黒い雄鶏や黒山羊の血を捧げる、あるいは処女との性交で機嫌を取るといった対価を差し出す契約を結ぶ。バカは動物の姿に化けて依頼者の望みを叶える一方、契約条件が不十分だと判断すればいずれ依頼者自身に牙を剥くトリックスター的な性質を持つとされる。ルーツはコンゴ地方の精霊信仰にあるとされ、奴隷貿易を通じてハイチに伝わったと考えられている。
- 広まり方
- ハイチのヴードゥー信仰の民間伝承として口承で伝わり、オカルト事典や神話解説サイトなどでまとめられている。
- 地域
- ハイチ
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ