あたごさん
愛宕さん
国内
物品・機械
- どんな話か
- 愛宕さんに火事の鎮火を祈って叶ったのに願済ましを怠ったため、再び火が出て坊さんに詫びる羽目になった話。
- 細部
- ある家に火が出たとき、あるじは「早く鎮まりますように、鎮まったならお礼参りに参ります」と愛宕さんに一心に祈った。すると火はほどなく消えたが、三年ものあいだお礼参りを怠ってしまう。すると再びその家から火の手が上がった。あるじは約束を思い出し、急いでお礼参りに向かう途中、火縄を手にした一人の僧に行き会う。聞けば、まさにその家へ火を放ちに向かう最中だという。あるじが涙ながらに詫びて頼み込むと、被害は屋根の棟を焼くだけで収まったという。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、天野真弓「氷上郡昔話集(四)」にみえる説話。
- 地域
- 兵庫県丹波市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ