うわじまのうごけないあみだぞう
宇和島の動けない阿弥陀像
国内
物品・機械
- どんな話か
- 修繕にかこつけて阿弥陀像をすり替え他所の寺へ運ぼうとした男が歩けなくなり、像を戻したという。
- 細部
- 蒋淵で語られる仏像の霊験譚である。高助の寺に安置されていた阿弥陀様を、修繕を請け負った男がひそかに別の像とすり替え、本浦の寺へ納めようとした。ところが運び出そうとしたところで足が動かなくなり、一歩も進めなくなってしまう。観念した男は像をもとの寺へ返したという。仏像が自ら行き先を選び、意に添わぬ移動を拒むという型の話で、その寺にその像がある理由を説く由来としても働いている。
- 広まり方
- 1985年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による愛媛県宇和島市蒋淵調査報告書に載る。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ