あまわらび
甘わらび
国内
物品・機械
- どんな話か
- 旅の僧が教えたあく抜き不要のわらびが今も生え、誰も一握り以上は採ることができないという。
- 細部
- 桑折町にひとり暮らしの老翁がいた頃、そこへ旅の僧が泊まりに来たことがあった。もてなそうにも汁の実にするものがなかったため、僧は自ら裏山へ出てわらびを採ってきて、このわらびはあく抜きをしなくてもそのまま食べられると教えたという。翌朝、僧が旅立ったあとの裏山を見てみると、柔らかなわらびが生えていた。このわらびは甘わらびと呼ばれて今も生え続けているが、どういうわけか、誰であっても一度に一握りより多く採ることはできないのだという。
- 広まり方
- 1967年の『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫による樹木に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 福島県桑折町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ