あまごいのめん
雨乞の面
国内
物品・機械
- どんな話か
- 小笠原氏が将軍家から授かったと伝わる能面があり、これを雨乞いの際に取り出すと必ず雨が降るとされた。
- 細部
- 川本町には、かつて小笠原氏が将軍家から拝領したと伝わる一枚の能面が伝来している。日照りが続いて雨乞いの祈願をおこなう際には、この面を蔵から出して神前に供えると効験があらわれ、決まって雨が降り出したと語り継がれている。武家に由来する品が地域の農耕儀礼に組み込まれ、旱魃をしのぐための特別な呪具として扱われてきたことがうかがえる話である。
- 広まり方
- 1939年発行の『民間伝承』誌に、牛尾三千夫が石見地方の芸能を扱った報告「狒の舞」の中で紹介した。
- 地域
- 島根県川本町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ