あまごいばた
雨乞旗
国内
物品・機械
- どんな話か
- 八幡神社に伝わる雨乞旗は、貞享元年の大干魃で祭典に用いたところ大雨が降り実りをもたらしたため、以後毎年8月15日に祭られている。
- 細部
- 神岡町の八幡神社には、雨乞旗と呼ばれる古い旗が伝わっている。貞享元年、深刻な干魃に見舞われて作物がほとんど枯れてしまい人々が困り果てていたとき、この旗を取り出して祭典を執り行ったところ、まもなく大雨が降り、その年は豊かな実りを得ることができたという。この出来事を機に、毎年8月15日に旗を祀る祭典が行われるようになった。旗にはもう一つ言い伝えがあり、雨乞いのとき以外にうかつに社殿の外へ持ち出すと、たちまち激しい雷雨を呼び寄せてしまうといい、そのため普段は決して外に出さないよう大切に扱われている。
- 広まり方
- 1942年の『民間伝承』掲載、林魁一「みき田及び雨乞旗(飛騨國船津町朝浦八幡神社)」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県飛騨市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ