あいぜんかつら
愛染かつら
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- どんな話か
- 北向観音の境内に立つ霊木で、大火の際に千手観音が現れて人々を救ったと伝わる桂。
- 細部
- 北向観音の東の院内にある桂の大木で、古くから霊のこもる木として敬われてきた。天長二年に大火が起きたとき、どこからともなく千手観音が姿を現し、この木の上から逃げ惑う人々を救ったと伝えられる。以来この桂は参拝者の信仰を集め、観音の霊験を目に見える形で示すものとして境内に位置づけられている。神仏の出現を特定の樹木に結び付けて記憶する、植物の伝説の典型といえる。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承、細川修・松本清人による植物の伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ