あだちがはらのおにばばのじほう
安達ケ原の鬼婆の寺宝
国内
物品・機械
- どんな話か
- 鬼婆に追われた僧を救った観音像を祀る寺に、鬼婆の使った包丁や壺などの品が伝わっているという話。
- 細部
- 二本松市の寺に伝わる話。鬼婆に追われた僧を救ったとされる行基作の如意輪観世音の尊像を祀るこの寺には、鬼婆にまつわる品々が今も伝えられている。妊婦の腹を割いて胎児を取り出し食らったとされる出刃包丁、その胎児の血を絞ったという壺と鍋、さらに観世音が鬼婆を射たときの矢尻などが寺宝として残されているという。物語だけでなく、具体的な品を伝えることで伝説に実感を与えている。
- 広まり方
- 1922年の『郷土趣味』所収、田中緑紅「奥羽土俗めぐり」に記録がある。
- 地域
- 福島県二本松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ