こごとのしんばつとじしんふうじ
小言の神罰と地震封じ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 火の神の前で小言を言うと神罰が下るという教えと、地震の際にキューヌチカと唱える徳之島の俗信。
- 細部
- 徳和瀬では、火の神の前で女性が火ばしを使って囲炉裏の灰を突きながら小言を言うと、その言葉を向けられた相手に神罰が下るとされていた。日ごろの言葉遣いに気をつけるようにという戒めが、火の神信仰と結びついて語られている一例である。また井之川では、地震が起きたときに手のひらをなめてから「キューヌチカ(経ノ塚)」と唱えると、揺れがおさまるといわれていた。どちらも徳之島に伝わる素朴な俗信で、日々の暮らしの不安を言葉によって鎮めようとする知恵がうかがえる。
- 広まり方
- 2001年の『徳之島郷土研究会報』掲載、川野誠治「徳之島民俗彙誌(十三)」および本田碩孝「井上カナ嫗の昔語り」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県徳之島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ