しばたのきんきたん
新発田の禁忌譚
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 不動明王への信仰や水神への感謝、作物にまつわる禁忌など、新発田市に伝わる複数の俗信をまとめた事例。
- 細部
- 新発田市には不動明王への信仰に結びついた禁忌がいくつも伝わる。不動を拝む家では、使者とされる鶏の肉と、名前の似た田螺を口にしない。野中・永松・八海山の不動堂では、葬儀のまねごとをすると不動が怒って雨を降らせるといい、悪ふざけを戒める話として語られてきた。旧暦11月15日には水への感謝を示す日とされ、藁苞や椀を二つ合わせて井戸端や坂道の榎に供えるが、供えたあとに振り返ると化け物に出会うとされ、後ろを見ずに帰る決まりがある。また二階堂マキという家では、キュウリを作ると病を患うと言い伝えられ、7月15日の天王社の祭りでふるまわれるオミゴク(二度芋)だけを口にしたという。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)所収の佐久間惇一・大竹信雄・鈴木昭英の各報告に、新発田市内で採録された複数の禁忌が記録されている。
- 地域
- 新潟県新発田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ