よのうづむらのぞくしん
米水津村の俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 出産・葬送から正月行事、粟島様や荒神様への信仰まで、米水津村に伝わる暮らしの俗信を集めたもの。
- 細部
- 米水津村には、暮らしのさまざまな場面にまつわる俗信が伝わっている。信仰の対象としては、女性の神とされ縁結びや下半身の病に効くという粟島様、土間の入り口に置かれ善悪を見抜いて悪人を退けるという荒神様、酒を供えれば効験があるという色利浦の水神、病を治すという愛宕様裏手の地蔵などが挙げられる。人の生き死ににまつわる言い伝えも多く、出産の際に夫がそばにいると産が長引く、船出のときは岬で銭を海に投じて災いを避ける、33歳での出産は厄落としになるといった話のほか、猫が亡骸の前を通ると起き上がって踊り出す、カラスの鳴き方や星の位置から死や凶事を読み取るなど、死にまつわる言い伝えも残る。正月には四日に雑炊を食べると健やかに過ごせ、七日に寝坊すると疫病神に憑かれると戒められた。
- 広まり方
- 1976年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による大分県南海部郡米水津村の調査記録に、これらの俗信がまとめて記録されている。
- 地域
- 大分県佐伯市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ