こしまきあまごい
腰巻雨乞い
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 婦人たちが不動尊の前で腰巻を解いて振ることで不動様を怒らせ、雨を降らせようとした南魚沼市の雨乞いの習俗。
- 細部
- 南魚沼市の野中・永松・八海山にある不動尊では、日照りが続くと婦人たちを引き連れて雨乞いを行う習俗があった。不動様の前で腰巻を解き、それを振り回すという恥ずべき振る舞いをわざと見せつけることで不動様を激怒させ、その怒りの表れとして雨を降らせようとしたのだという。地域によっては、これに加えて葬式の真似事をする場合もあり、あたかも死者が出たかのように装うことで神仏の心を揺さぶり、慈雨を引き出そうとする発想がうかがえる。神聖な場での禁忌行為をあえて犯すことで神の力を動かす、逆説的な祈願の形といえる。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)第5編・鈴木昭英による共同祈願の記録による。
- 地域
- 新潟県南魚沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ