いくたのぞくしん
生田の俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 便所の神、庭木の禁忌と民間療法、死の前触れをめぐる言い伝えを集めた一群。
- 細部
- この土地で採録された俗信は、大きく三つの束に分かれている。一つは便所に祀られる神をめぐるもので、ウッサムシ明神と呼ばれる神格に関わる言い伝えが集められている。二つ目は暮らしの禁忌と手当てに関わるもので、庭に植えてはならないとされる木々の指定や、身近な材料を用いる民間療法が並ぶ。三つ目は死の予兆に関するもので、何が起これば身内の死が近いとされるかが語られる。いずれも一話完結の物語ではなく、日々の判断を支える短い決まりごとの集積として記録されている。
- 広まり方
- 1970年刊『民俗採訪』所収の國學院大學民俗学研究会による旧生田村の報告と、1989年刊『むさしの』所収の亜細亜大学・日本経済短期大学郷土研究会による葬制の報告に分かれて載る。
- 地域
- 長野県松川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ