まじないぞくしん
まじない俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死者の写真の変色や流れ灌頂、皮膚病や牛の病を治すまじないなど、暮らしの俗信を集めたもの。
- 細部
- 暮らしの中で伝えられてきた四つのまじないや俗信をまとめたもの。亡くなった人の写真は、生前の姿と比べて色が薄くぼやけて写るようになるとされた。出産で命を落とした女性は血の池地獄に落ちるといわれ、身内の者が小川に手ぬぐいほどの白布を張り渡し、通りがかる人に柄杓で水をかけてもらって、布に穴が早く開けば成仏も早いとする流れ灌頂の作法があった。皮膚にできる帯状のできものには患部へ「鬼」の字を書いて黒く塗りつぶすと治るとされ、牛の病を防ぐには牛が苦手とする言葉を記した紙を小屋の入り口に貼っておくものとされた。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1933年掲載の辰井隆「兵庫県神戸市布引附近」と、1935年掲載の淺田芳朗「各地の民間療法―摂津国大石地方―」、同年掲載の辰井隆「各地の民間療法―兵庫県川辺郡・武庫郡・神戸市―」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県神戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ