ぞくしん
俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 川島町に伝わる天候占いの俗信で、鶏が夕方早くにトヤ(鶏舎)へ上がれば翌日は晴れ、上がるのが遅ければ翌日は雨になるとされていた。
- 細部
- 川島町には、鶏の行動から翌日の天気を占うという俗信が伝えられている。鶏は夕方になると自分の寝床であるトヤ、すなわち鶏舎に上がって休む習性があるが、その時刻の早い遅いによって翌日の天候を判断していたという。鶏が普段よりも早い時間にトヤへ上がった場合には、翌日は晴れると見なされた。反対に、鶏がなかなかトヤに上がらず、いつもより遅い時間になってからようやく上がった場合には、翌日は雨になると考えられていた。日々の暮らしの中で身近な鶏の様子を観察し、天候を予測する知恵として語り継がれてきたものである。
- 広まり方
- 新編埼玉県史 別編2(民俗2)の1986年刊行分、木村重利による天候・気象の予知に関する節に収められている。
- 地域
- 埼玉県川島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ