じょうえつしのくらしのふしめのぞくしん
上越市の暮らしの節目の俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 上越市名立区に伝わる田植え・葬送・婚姻・安産・山の神など、暮らしの節目ごとの禁忌や言い伝えを集めた俗信集。
- 細部
上越市名立区には、暮らしの様々な場面に結びついた俗信が数多く記録されている。田植えを普段着のまま行うと田の草が増えるといわれ、女性は月経中や死者に触れた後は味噌に触ってはならないとされた。夫婦は妻が年上のほうが身代が良くなるとも語られる。出産にまつわる言い伝えも多く、オコゼの味噌汁を乳の出が悪い女性に食べさせる、産後二十日のうちに病むと一生の病になるなどが伝わり、葬送では死者の着物に百人がかりで川の水をかけないと浮かばれないという禁忌もある。
鳥追いの行事、岩屋堂や浄泉寺の団子を食べると病を避けられるという信仰、山の神祭りの日の雲行きで作柄を占う俗信、ゴマを作ると目を悪くするという言い伝えなど、農事・信仰・年中行事にわたる多様な禁忌がこの地域にまとまって伝わっている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1978年の新潟県西頸城郡名立町調査、および『新潟県史 資料編22 民俗1』1982年の記録にまとめられている。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ