いといがわのかみなりとひなまつりのぞくしん
糸魚川の雷と雛祭りの俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 脚気除けの呪い、山の神祭りの日の禁足、雛人形をめぐる天候占いなど、糸魚川に伝わる暮らしの俗信集。
- 細部
- 糸魚川には、暮らしの折々に結びついた俗信がいくつか伝わっている。脚気を防ぐまじないとしては、その年はじめての雷が鳴ったときに囲炉裏の灰をつかむとよいとされた。また、2月と12月に行われる山の神の祭りの日に山へ立ち入ると、二度と戻れなくなるとも言い伝えられ、この日は山仕事を避けるべき禁忌の日とされていた。さらに雛人形にまつわる言い伝えもあり、4月(旧暦3月)3日の女の子の節供には必ず雨が降るとされ、節供の翌四日目までに雛を片付けずにいると雨が続き、その家の娘の縁談が遅れてしまうとも語られている。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、佐久間惇一「呪的療法:脚気」および大竹信雄「山の神」「三月節供」の各記述に基づく。
- 地域
- 新潟県糸魚川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ