やまいぬよけのぞくしん
山犬除けの俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 山犬に咬まれた際はシモゴイの汁を飲むとよく、飲まなければ死に際に山犬の声で鳴くという療法。
- 細部
- 上九一色村に伝わる俗信によると、山犬、つまり狼に咬まれてしまったときには、シモゴイ(下肥)の汁を飲むのがよいとされていた。もしこれを飲まずに放っておくと、やがて命が尽きるその瞬間に、咬まれた人が山犬の鳴き声のような声を上げてしまうのだという。咬み傷そのものへの手当てというよりは、山犬の性質が体に移ってしまうことを恐れ、それを断ち切るための対処法として語られていた民間療法である。
- 広まり方
- 1935年の旅と伝説『各地の民間療法-山梨県西八代郡上九一色村-』(土橋里木)に記録がある。
- 地域
- 山梨県市川三郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ