はくさんしのくらしのぞくしんときんき
白山市の暮らしの俗信と禁忌
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 外来者への扱いから産育・葬送・年中行事の禁忌まで、暮らしにまつわる俗信を数多く伝えている。
- 細部
白山市河内町には、暮らしのさまざまな場面にまつわる俗信が数多く伝わっている。よそから来た者を粗末に扱うと出世できなくなるという言い伝えのほか、妊娠中に水を飲むと出産が重くなる、産室を清潔にしておかないと生まれる子が汚れているといった産育にまつわる禁忌がある。葬送では、猫が死者の傍らを通ると魂が乗り移り成仏できなくなるとして、遺体の腹の上に刃物を置く習わしも記録されている。
年中行事では大晦日の夜に茶釜の黒豆をすくえると運が向く、元日にカボチャを食べると金に困らないといった縁起も語られ、さらにカラスが鳴いた方角に凶事が起こる、靴下を履いたまま眠ると火葬のときに足が燃えないなど、日々の暮らしに根ざした細かな言い伝えが幅広く残されている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1978年の国学院大学民俗学研究会による石川郡河内村調査に記録がある。
- 地域
- 石川県白山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ