にいののぞくしん
新野の俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 正月の若木に十三月と記す習わしや、大病から癒えた氏子が生まれ変わるという言い伝え。
- 細部
- 正月十四日には、ハザに使う若木へ十三月と書き付けた。存在しない月を掲げておけば、鬼にあたる存在が毎月その家を訪れ、繁盛を願ってくれるという理屈である。もう一つ、天照大神宮の氏子が重い病にかかったとき、氏神へ願を掛けて全快すれば、その人はうぶすな様の子として新たに生まれ直したものとみなされた。暦の細工と、病の平癒を境にした身分の読み替えという、性格の違う二つの習わしが同じ土地に伝えられている。
- 広まり方
- いずれも1998年の『伊那』誌掲載で、猪切智義による新野の正月行事の報告と、赤羽篤による向方旧記の報告に見える。
- 地域
- 長野県阿南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ