せいないじのさんのぞくしん
清内路の産の俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 出産と育児をめぐる禁忌や言い伝えで、難産を避ける作法や産屋での過ごし方を定める。
- 細部
- 箒をまたぐ、縄のたわしを広げて使うといった行いは難産を招くとされた。産屋では川の流れと逆向きに寝てはならず、生まれる時刻は潮の満ちる頃に定まるともいう。夫が後ろから支えて産ませると、次からもそうしなければ産めなくなるとも語られた。産湯を沸かすとき漆器の一部を焚けば、その子は漆にかぶれないという。産屋明けを急げば生涯血の道を病むとされ、出産は嫁の実家で行うが、月をまたぐ三月がかりを嫌って日を数えた。歯が早く生えれば次の子が近いともいう。
- 広まり方
- 1999年の『伊那』誌に載った桜井伴の人の一生、清内路で育つと題した報告に、八つの事例としてまとめられている。
- 地域
- 長野県阿智村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ