ゆめのぜんちょう
夢の前兆
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 美濃加茂市では、悪夢は南天の木や人に話して消し、吉夢は語ると他人へ移るため黙っておくとされた。
- 細部
- 美濃加茂市に伝わる夢にまつわる俗信では、悪い夢を見てしまったときには、朝早いうちに南天の木に向かってその夢の内容を話しかけると、悪夢の効力が消えるとされている。また、悪夢を見た場合は午前8時までに誰か人に話してしまうのがよいとされる一方、逆に良い夢を見た場合には他人には決して話さないほうがよいとも伝えられている。これは、夢の内容を口にすることでその夢が話した相手のもとへ移ってしまうと考えられていたためで、悪夢は早く手放し、吉夢は自分のもとにとどめておこうとする心理がうかがえる。
- 広まり方
- 1946年の『民間伝承』に掲載された林魁一「飛騨双六及び鼠餅の前兆」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県美濃加茂市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ