たっこのざしきわらし
田子のザシキワラシ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 背の低い子供の姿で夜に現れ、家人を揺り起こしたり物音を立てたりする田子町の座敷童の伝承。
- 細部
- 田子町のザシキワラシは、身長約七〇センチの六、七歳ほどの男の子の姿で、暗くなると旧家の大きな屋敷にだけ現れる。夜の一、二時頃、寝ている人を揺り起こしたり、「オーイオーイ」と呼びかけたり、胸を押さえて金縛りにしたりする。霊感のない人には足音だけが聞こえ、現れる家には災いが続くともいう。細川家では、ザシキワラシが出る四方柱を削って子供に飲ませると夜泣きに効くとされた。別の家では真田大幸ゆかりの槍を手放すと奥座敷の足音が毎夜続き、槍を返してもらうと止んだ。『上郷の民俗』(1977年、東洋大学民俗研究会)に記録されている。
- 広まり方
- 東洋大学民俗研究会『上郷の民俗』(1977年)の信仰・口承文芸の章に複数の事例として記録されている。
- 地域
- 青森県田子町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ