さるいさんのちをひくもの
サルイサンの血を引くもの
国内
未確認生物
- どんな話か
- 熊の化身である兄弟キムンカムイが人間の女性と結ばれて生まれたとされる子孫の血筋にまつわるアイヌの伝説。その血を引く者が唱えると熊が逃げていくという。
- 細部
- 幌泉の村にいた美しく気立ての良いアイヌ娘に、山奥に住む熊の化身の兄弟キムンカムイのうち、兄トヤイピンナが恋をして結ばれた。それを見た弟サルイサンも負けじとニカンベツの美しい娘を嫁に迎え、それぞれの夫婦から熊の血統を引く子供たちが大勢生まれたと伝わる。それ以来、山で熊に出会った際に自分が「サルイサンの血を引くものだ」と叫ぶと、熊が逃げていくようになったという、人と熊(カムイ)との深い結びつきを物語るえりも町固有の伝承である。
- 広まり方
- えりも町周辺のアイヌの口承伝説として代々受け継がれ、地域の郷土資料館の公式サイトを通じて紹介されている。
- 地域
- 北海道幌泉郡えりも町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ