とわだこのはちろうたろうでんせつ
十和田湖の八郎太郎伝説
国内
未確認生物
- どんな話か
- 仲間の分まで岩魚を食べてしまった罰で龍に変えられた八郎太郎が、修行僧・南祖坊と湖の主の座を争って敗れ、十和田湖を追われたという伝説。
- 細部
- マタギだった八郎太郎は掟を破って仲間の分の岩魚まで食べてしまい、喉の渇きが止まらなくなって龍に変わり、十和田山頂に湖を作ってその主になったとされる。その後、熊野権現から鉄の草鞋を授かり「これが破れた場所を住みかとせよ」とのお告げを受けて諸国を巡っていた修行僧・南祖坊が十和田湖にたどり着き、激しい争いの末に八郎太郎を打ち破って主の座を勝ち取り、十和田青龍権現として祀られるようになったという。湖を追われた八郎太郎はその後さすらいの末に八郎潟へ落ち着き、やがて田沢湖の辰子と結ばれるという話へつながっていく。
- 広まり方
- 十和田湖畔には南祖坊を祀る十和田神社が今も残り、境内には彼が履いていたとされる鉄の草鞋が奉納されている。青森・秋田にまたがる「三湖伝説」の一部として観光案内や郷土資料で繰り返し紹介されている。
- 地域
- 青森県十和田市・秋田県鹿角郡小坂町(十和田湖)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ